近年、消費者の低価格志向や環境問題を背景にして、コストを抑える合理化やモーダルシフトに代表される輸送方法の見直しが積極的に行われ、物流に対するニーズが多様化しています。
当社は、昭和26年6月設立時の鋼船海上輸送に始まり、昭和40年代のモータリゼーションを契機として、自動車専用船による関西・九州間の内航海運事業に進出し、時代の求める自動車大量輸送という物流ニーズを捉えた事業を展開してきました。
(平成28年5月、内航海運業廃止に伴い、現在は自動車専用船による完成自動車の海上輸送は行っておりません)
トレーラー輸送では、CO2、NOx、PM排出など環境問題への取組みが物流企業の使命となっている現在、当社は早くから関西・九州間のフェリーを利用した海陸複合一貫輸送を行い、モーダルシフト実践の先駆けとなりました。また車輌の低公害化と燃費改善への積極的な取り組み、NOx、PM排出の削減につながる低燃費車の導入など、環境にやさしい物流の実現を目指しています。
これまでの先進的な事業展開と、その歴史を積み重ねてきた当社は、変化し続ける物流ニーズに応えるロジスティクス・パートナーでありたいと考えています。